4月14日(金)3コマ目
今日、やったこと
- 10進数=>N進数(N>10)
- 2進数<=>8進数、16進数
今日のホワイトボード
10進数をN進数へ(N>10)
基本的に前回の10進数をN進数にすると同じ。
ただ、N>10だとNで割ったあまりが10以上になるときがある。(10進数同士の計算なので)
もし、余りが10以上になったら、さらに余りをN進数へ変換する必要がある。
[例]10進数を12進数へ
12で割った余りは10、11になることがある。
10は12進数ではa、11は12進数ではb。
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図 10進数を12進数へ |
2進数から8進数へ
今までの知識では
①2進数から10進数へ基数変換
②10進数から8進数へ基数変換
の2段階で変換する必要がある。
が、一気に2進数から8進数へ変換することができる。
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図 2進数から8進数へ |
2進数を下のケタから3ケタずつ8進数へ変換すれば、一気に8進数へ変換できる。
逆(8進数を2進数へ)も同じように考えると、8進数の1ケタは2進数の3ケタ分になる。
2進数を16進数へ
8進数と同じように考えると、
2進数の4ケタが16進数の1ケタになる。
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図 2進数を16進数へ |
2進数の下のケタから4ケタずつ16進数へ変換すれば、一気に16進数へ変換できる。
逆(16進数を2進数へ)も同じように考えると、16進数の1ケタは2進数の4ケタ分になる。
[練習問題]2進数を8進数、16進数へ
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図 2進数を8進数、16進数へ |
[練習問題]8進数を2進数へ
8進数の1ケタは2進数の3ケタ分。
よって、8進数の各けたの数を3ケタの2進数へ変換すればいい。
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図 8進数を2進数へ |
[練習問題]16進数を2進数へ
16進数の1ケタは2進数の4ケタ分。
よって、16進数の各けたの数を4ケタの2進数へ変換すればいい。
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図 16進数を2進数へ |
次回は
N進数を10進数へ基数変換、10進数をN進数へ基数変換のテストをします。