4月19日(水)1コマ目
今日、やったこと
- [確認テスト]N進数の小数=>10進数
- 10進数の小数をN進数へ基数変換
今日のホワイトボード
N進数のケタの数は
例えば、2進数の場合、
- 小数第1位のケタの数・・・2-1がいくつあるか
- 小数第2位のケタの数・・・2-2がいくつあるか
です。
5進数なら
- 小数第1位のケタの数・・・5-1がいくつあるか
- 小数第2位のケタの数・・・5-2がいくつあるか
です。
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図 N進数でのケタの数は |
10進数の小数を2進数へ
2進数へ変換するには
- 2-1がいくつあるか調べる=>小数第1位のケタの数
- 2-2がいくつあるか調べる=>小数第2位のケタの数
と順に調べて行けば、各けたの数が分かる。
①小数第1位のケタの数
2進数へ変換した際の小数第1位のケタの数は、2-1がいくつあるか。
2を掛けるとその答えの整数部が0または1になる。
0なら2-1は0個、1なら2-1は1個あることになる。
よって、10進数小数に2を掛けた答えの整数部が小数第1位のケタの数。
また、掛け算の答えの小数部分は2-1より小さい数=小数第2位以下に行く数。
②小数第2位のケタの数
小数第2位のケタの数は①の掛け算の答えの小数部分に2を掛けるとわかる。
結局、元の10進数小数に2を2回掛けることになるので、2-2がいくつあるかがわかることになる。
よって、①の掛け算の答えの小数部分に2を掛けた答えの整数部が小数第2位のケタの数。
また、掛け算の答えの小数部分は2-2より小さい数=小数第3位以下に行く数。
③いつまで2を掛ける?
掛け算の答えの小数部分が0になるまで。
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図 10進数の小数を2進数へ |
10進数の小数を5進数へ
2進数とおなじ。
5を掛けた答えの整数部が、5-1がいくつあるか、5-2がいくるあるかになる。
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図 10進数の小数を5進数へ |
次回は
10進数の小数=>N進数へ基数変換のテストをします。