4月26日(水)1コマ目
今日、やったこと
- N進数の足し算、引き算
- 浮動小数点
今日のホワイトボード
前回のテストで
基数の補数を計算する際、繰り下がりのある引き算をする必要がある。
しかし、どっかのサイトに以下のように計算すると簡単と書いてある。例えば4進数の場合、
3 3 3 4
ー 3 2 1 0
1 2 4
そのまま計算して、そのまま回答すると間違える。ご注意ください。
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図 基数の補数の計算 |
繰り上げり、繰り下がりのあるN進数の計算に慣れてもらうために、練習問題をやりました。
2進数->10進数へ(負数あり)
2進数では負数を絶対値の2の補数で表す場合、2進数を10進数への変換をやりました。
流れは下図のようになります。
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図 2進数を10進数へ(負数あり) |
小数の表し方
日常的に使っているのは固定小数点形式。
コンピュータでは小数は浮動小数点形式で扱っている。
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図 小数の表し方 |
コンピュータでは小数は下図の2進数で扱っている。
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図 2進数での浮動小数点形式 |
小数を浮動小数点形式の2進数へ
①固定小数点形式の2進数へ
まず、固定小数点形式の2進数へ変換。これは以前やったのと同じ。
②正規化
1.xxx × 2nにする。
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図 正規化 |
③所定のフォーマットへ
float型(4バイト)、double型(8バイト)それぞれフォーマットが決まっているので、そのフォーマットに従って、可数部、指数部および符号をセットしていく。
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図 float型のフォーマットへ |
次回は
負数を含む10進数<=>2進数のテストをします。