5月31日(水)1コマ目
今日、やったこと
- 誤差(ケタ落ち、情報落ち)
- 文字コード
今日のホワイトボード
有効ケタ数とは
実際に測定した値が格納されているケタが有効ケタ。
桁数合わせのために入れた値は信頼できない値。有効ケタではない。
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図 有効ケタ数 |
[誤差]ケタ落ち
近い値同士の引き算をする際、正規化をすることで、信頼できない値が挿入される。このタイミングで有効ケタ数が減る。これがケタ落ち。
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図 ケタ落ち |
[誤差]情報落ち
離れた値同士の計算をする際、指数部を合わせる。このとき、仮数部のデータが消えてしまうことがある。これが情報落ち。
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図 情報落ち |
文字コード
一般的によく使われている「文字コード」という単語は利用する局面で指すものが異なるケースが多い。よって、この授業ではなるべく文字コードという単語は使わないようにする。
文字集合、符号化
コンピュータでは各文字にオンリーワンな番号を割り当てて、その番号で文字を扱っている。
番号を振る文字の集まりが文字集合。
符号化とは、各文字にオンリーワンな番号(符号)を割り当てること。
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図 文字集合、符号化 |
ISO、JIS
いずれも規格を作る団体やその団体が作った規格。
ISOはグローバルな規格。JISは日本だけの規格。
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図 ISOとJIS |
符号化文字集合
各文字に符号を割り当てた文字集合を符号化文字集合。
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図 文字集合と符号化文字集合 |
次回は
誤差の確認テストをします。
文字コードの続きをやります。